松尾芭蕉 衣掛けの松
皆様、お疲れ様です。本日の一迫はどんよりとした曇り空です。なかなかパッとした晴天がなくて気持ちもどんよりしそうです。
さて、本日は奥州上街道で栗駒との境にある志登ヶ森の山頂付近にある「芭蕉衣掛けの松」をご紹介します。
元禄2年5月14日(新暦6月30日)、一の関を発った芭蕉と曽良は、正午頃真坂で雷雨にあったということから、午前中は相当な蒸し暑さだったと思われます。芭蕉も汗ばんだ衣を松に掛けて、一休みしたと思われます。
昔はお遠見場といわれるほど眺望の良いところで、当時樹齢300年を超すほどの松の木が1本だけあったようです。
写真のとおり、現在は虫害により伐採されましたが、平成4年に2代目の松が移植されております。